選べる、とはいえ予算のしばりは大いにあったのと、ビンテージ家具を取り扱っているせいか、わざわざ自分たちのたかだか30-40年の住まいのために新しいものを作る、という行為がなんだか仰々しく思えて(だって50-60年前の家具が目の前にあるんだもん)、今あるものを活かすというほうが、ビンテージ家具屋としては考え方が一致するような気がして、中古物件で捜索開始。
この時点ではモデルハウスなんぞを建てる!なんて気は一切なく、ただただ今までため込んだビンテージ家具をふんだんに盛り込んだ空間に心地良く住もう。くらいにしか考えていませんでした。
ちょうど当時住んでいたのが、築40年ほどの借家。
(↓こちら)
中古物件を探すにあたって、築年数と構造をポイントとして考えた結果、たかが30-40年されど30-40年。ということで、20年以上の木造はNG、鉄骨造(当時の賃貸)も結局、骨はしっかりしていても床も抜けてるところもあるし不安。。
だとするとRC造なら良いのでは、と直線的なフォルムも好きだし、RC方向で物件を探してみることにしました。
断熱とかもほぼなくなっちゃって暑い寒いは当たり前!ブレーカーは落ちるではなく、切れる、洗濯機は外だとか、そんな面倒なこのお家が、とってもとっても大好きでした。
当時の賃貸にはすでに11年住んでいて、もともと縁もゆかりもない土地だったのが、いつしか住みやすい街に変わり、物件探しのエリアは周辺に絞ってスタートすることになりました。
当時の賃貸にはすでに11年住んでいて、もともと縁もゆかりもない土地だったのが、いつしか住みやすい街に変わり、物件探しのエリアは周辺に絞ってスタートすることになりました。
エリアを絞ってRC造の中古物件を、さぁ探そう!と意気込んでみたものの、物件を1件も見ることなくすぐに壁にぶち当たります。そもそも住んでいたエリアが名古屋の郊外。RCの物件が非常に少ない。。エリアを外して探してみると、名古屋市内は少し出てきますが、市内だけにすぐに予算オーバー。そっか無いのか。
この巻きついた蔦も含めて、、この家、売ってくれないかしら。。
その日からいつもと違う通勤経路を通り始め数日後。犬の散歩で歩いていた人に、この家のことを聞いてみた。(こんな無謀なのはアメリカの買い付けで身に付いた)
すると、やはり住んでない、のと所有者は県外に住んでいるとの情報ゲット。いらない物件なら、安くで売ってくれるかも。期待を胸に不動産屋さんに話してみたら、調べてみますと。
期待したのもつかの間、調べてみる=価格相場だったようで、土地とRCの評価額から考えると予算オーバーでは?との回答でした。
でもでも、相場はそうかもしれないけど、、持ち主次第だよね売値は。。と駄々をこねたい気持ちはあったのですが、心の片隅にその物件を残しながら他をさがすことになりました。
その後、RC物件は出てこず。RC中古物件、リノベーション案は消えて行きました。。
次回は、その頃アメリカで見ていた建物やディーラー宅をご紹介します。
次回は、その頃アメリカで見ていた建物やディーラー宅をご紹介します。
MID CENTURY HOUSE [ミッドセンチュリーハウス]
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