2016年11月5日土曜日

(14)アメリカ西海岸ミッドセンチュリーハウス見学ツアー vol.3


みなさま、もうお気づきかと思いますが、2回でご紹介予定だった「ミッドセンチュリーハウス見学ツアー」。このペースだと2回どころか5回くらいになりそう(笑 お付き合いよろしくお願いします。

旅は3日目に進んでパームスプリングスで有名なフレイハウスⅡへ。予約をすれば見学(ガイド付き)可能。建築家アルバート・フレイが晩年過ごした家です。


南京玉すだれのように縦に畳まれていくゲートをくぐり、ごつごつした岩肌の高台へ進むと、



パームスプリングスを一望できるところに建っています。パームスプリングスはカリフォルニアの東部に位置する砂漠地帯。ですので、プールは年中入る習慣があります。冬場は気温が25℃くらいなのですが、プールにはヒーターが付いています。
鉄骨造のガラス面が多い構造はミッドセンチュリーの家の特徴のひとつ。



内部のこのアングルは、雑誌などでもよく取り上げられているのでご存知の方もいるのではないでしょうか。部屋の中に大岩が突き出た感じは圧巻です。
天井のブルーは空。カーテンのイエローはフレイが好きだった花の色だそうです。
ダイニングカウンターからも、
ベッドからも大岩が感じられます。
大岩は家の中外を貫いて設計されています。ガラスで挟んでなかそ中外をあいまいにするのも、ミッドセンチュリーの家でよく取り入れられているやり方です。

ここは市が所有していて、時々職員が泊まるのだとか。住まなくなると家は朽ちるといいますしね。キッチンも当時のまま。入口の壁に数字が直接ついた時計が可愛いですね。

アメ車のパーツみたい。
シンクしたの扉はファイバーグラスの波板です。

晩年のフレイはここで裸で過ごしたそう。夏は40℃にもなるパームスプリングス。断熱もほぼ入っておらず、ガラスもシングル。でも、暑いから裸だったわけではなく、自然と共に自然体で過ごしたかったのではないかと思います。

フレイハウスを後にして、パームスプリングスの街を通過していると、SHAGショップを発見。カリフォルニアに住むイラストレーターで、ミッドセンチュリーの家やインテリアがモチーフになったイラストも多くあります。チラ見して次へ。


フレイハウスを見学(有料)すると、美術館の入館券をもらえます。
館内展示物も素敵でしたが、気になるのは建物や照明や、
販売されていたDVDや本。 

その後パームスプリングスを離れ、途中、空港へ立ち寄りLAへ。
岩壁が素敵。
パームスプリングスから離れる際、町の入口にあるアイコン的存在。
屋根が特徴的なビジターセンター。

次回、4日目。ミッドセンチュリーハウスツアーはまだまだ続きます。


MID CENTURY HOUSE [ミッドセンチュリーハウス]
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ウェブサイト http://www.midcenturyhouse.jp/
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