2017年7月19日水曜日

(48)床材選び

アイクラーホームズの床に習って床材のメインはタイル系とカーペットと決めました。
安価なP(プラスチック)タイルが候補に挙がっていましたが、残念ながら材質が床暖とマッチしないようでしたので、石系にすることにしました。

アメリカで見学したノイトラハウスのPタイルの床も可愛かった。

タイル、タイル、、と頭の片隅で唱えていると、、いつも見ている「渡辺篤史の建もの探訪」で気になる床のお宅を発見。おーーーイイ、これがイイ。

昔に建てられたデパートや市役所、病院などによく使われている、目地に真鍮のラインが入った大きいマス(900角くらい)のタイル(お分かりになるかな)。あんな感じのタイルです。

名まえはテラゾータイル(人造大理石)。

今度はテラゾー、テラゾー、、と色々調べると、ガラスを入れたりもできるようで、ガラスやラメが入ると、光があたるとキラキラして可愛いものを発見しました。

テラゾーでキラキラしたやつ。に照準を当て調べてみると、大きさのカベにぶち当たります。

昔は人研ぎといって、現場で流し込んだテラゾーを研磨機で研いで施工したそうですが、今は規格サイズにカットした板をマス目に貼るのが一般的。そうするとなかなか大きいサイズのものは見つからず、せいぜい400角程度になってしまいます。残念。

ちなみに、お店(ビンテージ家具屋パームスプリングス)の床の半分は洗い出し。
これをフラットに削ると削り出しだそうです。


出来ればもう少し大きい感じがいいので、、とりあえずテラゾー人研ぎ施工で
見積りを取ってみよう。ということになり、出てきた見積り、、、
なんと。200万円!!

見積りの手間を取らせてすみません、、即却下です。

人研ぎは諦めてキラキラしたテラゾーを探したところ、、、ありました!
写真だと伝わりにくいのですが、控えめに光ります。

と、よろこんだのもつかの間。まさかの廃盤。

その後もテラゾータイルを探してみるものの、なかなかいいもの見つからない事態となり、一時はアメリカで買うことも検討しましたが、ついに見つかりました!

愛知県のおとなり岐阜県はタイルや石の加工が盛んで、多治見市にはタイルミュージアムなるものもあったりします。で、ネットで調べているうちにたどり着いたタイル工場に、テラゾーがあるとのこと。しかも安価で。

足を運べる距離でしたので、行って来ました。

聞けば、テラゾーは大きい施設などで使われることが多いので、
端材が出ると住宅の2件分くらいが余裕で出るそうで、
見切り処分価格はなんと、家の半分くらいの面積で8万円!!
ただガラスは入っていなくてキラキラしないのと、もう少し白がよかったのですが、、
8万円には代えられなーい。


これで心置きなく床暖を敷けそうです。

先日、床暖の施工も完了したので、現場ブログにてご報告します。


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